2019-01-01から1年間の記事一覧
聖観音菩薩様の 台座の框(かまち)とあしを作っています。 細かい作業が続いております。
過去でも未来でもなく、「今ここ」にいることができれば雑念は消える。
昨日、今日と仏像を通してお知り合いになった方とお話しをしていて思ったこと。 それは人と関わり合って気付かされ、己を知ることが多々あるということ。 篭って自分と向き合う事も必要だけれど、人との関わりで人生成り立っている。 ご縁を頂いたことに感謝…
後ろ姿にも拘りたい。 昔の仏像は背後を見られることがあまり無かったため、背後は大雑把に彫られている仏像が多い。 人も後ろ姿でその人となりが表れる。 仏像も同じなのではないでしょうか。
仏像の制作過程は 木取り→粗彫り→小作り→整理→仕上げ→完成 聖観音菩薩像(五寸)、今は整理という段階。 もうすぐ仕上げに入ります。 その後に台座と光背の制作です。
小さなお地蔵様、 本日納めさせて頂きました。 穏やかな日々をお過ごしになられますように。
3月31日、今日で仏像彫刻工房 優月を開設して一年が経ちました。 沢山のご依頼を頂き、お手元に届いた時には大変お喜び頂き、少しはお役に立てたのかと有難く思います。 「優月」という名前を付けた理由、それは月を眺めていると何故か落ち着きます。月のよ…
お守りとして持ち歩きたいというご要望で、 なるべくシンプルに彫り上げます。 形が出来上がった後は、彫刻刀のみで丁寧に表面を滑らかにしていきます。
今日は新月 お香の香り 雨音が心地よい
2月28日、今日で2月も終わり。 聖観音菩薩像、丁寧に彫り進めています。 まだまだここから細かく彫りあげていきます。 ようやく少し御顔が整ってきました。
線光背 光を放つような放射線状に、一本一本削っていきます。 長いもの8本、短いもの32本 合計40本
観音様の腰のラインを出すため、 腰と腕の脇に穴を空ける。 そして少しずつ彫り動きを出していく。 観音様は腰のラインをいかに出せるかが 難しい所でもあり、見せ所でもある。
3月に東京都美術館での書道展に出展することになり、夜な夜な練習しています。 写経を書いているよう。 書道と彫刻は共通する部分がある。 一ヶ所に集中していると全体のバランスを崩す。
みんなでお金のことを考えるサイト「マネ会」に私のコラムが掲載されました。 「祈りを形に42歳で見つけた仏像彫刻師という仕事」 どのような経緯で仏像彫刻を始めたのか、どのような想いで彫っているのかなどを書かせて頂きました。よろしければお時間ある…
全体のバランスを見ながら彫り進めて行きます。 今日は顔と手を縮めて行きました。
聖観音菩薩様の粗彫り、少しずつ腰のひねりと天衣(てんね)の緩い曲線が出てきました。 この段階ではっきりとしためりはりを出し、 しっかりした土台作りが重要です。 なんにでも言えることですが、しっかりとした基礎、土台ができていないと、良い物は作れま…
聖観音菩薩立像の粗彫り 今回は高さ五寸(約15センチ)と少し小ぶり
先日完成したマリア様の後ろには実は天使が隠れていました。 マリア様のベールを少し持ち上げています。 左手には椿の花を一輪。 そしてマリア様の左の足元にもベールに隠れた 天使が居眠り
「むかしの人は、三日月に望みをたくすと、やがて満ちて、望みがかなえられると信じてきたんだ。」 月の満ちかけ絵本より 今回制作したマリア像にも足元に三日月を添えた。それは被昇天のマリア像には三日月が描かれているから。 今日も綺麗なお月様が。
マリア像が完成しました。
今日から聖観音菩薩立像(五寸)を彫り始めました。 今回のご注文は心の拠り所としての仏像を彫ってほしいとのご依頼です。 精魂込めて彫らせていただきます。
お仏像を入れるための桐箱に、箱書きを自分で書きたいと思い書道を習い始めた。 書家 上籠鈍牛先生にご指導いただいている。 今日訪れたのは、上籠先生もご出展されていて、丑年生まれの書作家たちの作品が展示されている書道展「雅涎会書展」と、 上籠先生…
年が明け、澄んだ空、お日様がぽかぽか気持ちいい。 元旦から暖かい部屋で彫刻ができるなんて幸せだな。。とつくづく感じます。 今日も朝から作業。マリア様が仕上がり、最後に台座に取り付けるための作業。穴を開け固定させます。 これで完成。 マリア様の…
2019年明けましておめでとうございます。 今年のご来光は少しおくれてお目見えしました。それでも力強い真っ直ぐな光です。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。