2018-01-01から1年間の記事一覧
2018年 皆さま 有難うございました。 今年は4月に仏像彫刻工房 優月(ゆうげつ)を開設し、たくさんのご縁をいただき、多くの方に支えていただきながら進んでこれました。 9月には上野の森美術館別館にて日本木彫刻展に出展し、たくさんの方が足を運んで下さい…
マリア像の台座の鉋(かんな)がけ 平行にかけるため、大工道具の罫引き(けびき)を使って。
マリア様の仕上げに入っております。 クリスマスイブの夜に深い祈りと共に彫っていました。 宗教を超えて、国を超えて、平和を祈る気持ちは同じ。 メリークリスマス 素敵なクリスマスをおすごしください。
どのように彫り進めるか、一歩先を想像しながら彫っていく。 未来を切り拓いていくのも、自分の意志で創造していくことと同じ。
写真家 小川光三さんは仏像写真についてこう述べられています。 「仏像は発願した人、造像に携わった人たち、そしてこれを礼拝してきた人々の祈りが秘められた心の造形であり、像に秘められた我々の遠い祖先の祈りや想いに焦点を合わすことが「仏像を撮る」…
少しお姿が浮かび上がってきました。
11月14、15日にパシフィコ横浜でダライ・ラマ法王14世による法話会が行われました。 1日目は般若心経や空(くう)について 勉強不足で自分の中に落とし込めずにいます。 釈尊の教えは自分の頭で考え、行動し、体験を通してでないと理解したと言えないのかなと…
仏像彫刻を習い始めた頃、まず最初に作らなくてはならなかったのが彫刻刀。 まず柄の部分に穴を開け、刃を差し込む。 そして鉋で柄の部分を削っていきます。 ヤスリで滑らかにし、色を塗り、乾かしてからまたヤスリをかけ色を塗る。それを5回くらい繰り返し…
20代の頃、華道を習っていた。流派は小原流。 小原流の教えは“いかに削ぎ落とした先の美を見出す”ことだった。 その教えは彫刻にも活かされる。 削いで、削いで、無駄なものをそぎ落とす。 付け足していくことよりも難しい。 マリア様、だいぶ近づいてきたけ…
仏画も少しずつ進めています。 ほんの一線分くらいの違いで、印象が変わってくる。 木彫も同じで、ほんの少しの一刀を入れるだけで変わってくる。
聴いたもの、観たもの、触れたもの、それ以上の何かを創造する。気づきの一日。
小さい頃から神社やお寺、教会に行くことが好きだった。 一歩踏み込むとそこは神聖な空間、どことなく冷んやりとした清浄で静寂な気が流れている。 神仏と、自分と向き合い癒されていく。 仏像彫刻工房 優月(ユウゲツ)Facebook https://m.facebook.com/butsu…
弘法大師の実弟・真雅僧正の弟子となった理源大師 聖宝が43歳の時に開創した醍醐寺。そちらの寺宝を公開。 空海が伝えた密教の世界。加持祈祷や修法の実践を重視していたお寺で、その利き目によって多くの天皇や貴族たちが帰依していたそう。曼荼羅や仏像を…
「伊豆創生の集い」私達の「日本のこころ」が未来を創ってゆく まず始めにお話しいただいたのが東大寺 北河原公敬長老。釈迦が悟りを開いたインド・ブッダガヤにある印度山日本寺が今年で開山45年を迎え、そちらのご住職でもあられます。ブッダガヤは最貧州…
マリア様のご依頼をいただき、 まずは粘土で作成。 そして注文していた木が届きました。 樹齢100年以上の檜。 きめが細かくとても美しい木です。 木もご縁なので大切に彫らせていただきます。
2年前に作り始めた釈迦如来坐像(五寸) しばらく眠っていましたが、また彫り始めました。今度は唐草光背にする予定です。
上野の森美術館 別館ギャラリーにて、 第三回 日本木彫刻展に出展致しました。 9月20日〜24日までの5日間で約4000人のお客様が来場され、大盛況でした。 私は釈迦如来坐像、聖観音菩薩立像、猫の3点を出展致しました。 沢山の方にご覧いただき、励みにもなり…
猫ちゃんがご主人様と初対面。 とても喜んでいただいて、本当に良かった。。
徐々に命が吹き込まれてきました。 完成間近です。
9月20日(木)〜24日(月) 上野の森美術館(別館ギャラリー)にて第三回 日本木彫刻展が行われます。 聖観音菩薩立像(一尺二寸)と釈迦如来坐像(三寸)を出展させていただきます。よろしければお立ち寄りください。 平成30年 9月20日(木)〜9月24日(月)…
釈迦如来坐像(三寸)完成です。
亡くなった猫の制作依頼があり、 今回はクスノキで彫らせて頂きます。 まずは写真から粘土で形を作り、 それから彫り始めます。 クスノキの木屑は樟脳の香り、 虫除けに使えますよ。
どの様な皺の流れにするのかを、 頭の中で思い描きながら彫り進める。 人生も同じことだなと、ふと思う。
釈迦如来坐像 台座を制作中。
釈迦如来坐像 三寸(約10センチ) ようやくこれから仕上げという工程に入ります。 ヤスリは使わず、彫刻刀で表面を凹凸なく滑らかにしていきます。
螺髪(らほつ)を彫り始める。 刻みを全て入れてから、一つ一つ丸めていきます。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所主宰によるチベットフェスティバル 2018(平和の祈り・観音砂曼荼羅の世界)が今日から護国寺にて開催されています。 http://www.tibethouse.jp/event/2018/festival2018-1.html 砂曼荼羅は今日から制作され、明後日に完成…
今宵は新月。 何かを始めるのに良い月だそうです。 今、釈迦如来坐像(五寸)と(三寸)を 彫り進めています。 新たな気持ちで彫らせていただきます。
先日、大正大学内での写真展に行ってきました。 「眠れる慈悲」と題して、学生たちによる「慈悲」をテーマにした写真展。 とても落ち着いた静かな空間、まるで御堂にいるようで、 しばらく仏様の写真を眺めていました。 仏様を観ていると自分の心の中に問い…
4月8日は灌仏会、お釈迦様の誕生された日。 お釈迦様の母、マーヤが無優樹の花びらに触れると急に産気づき、お釈迦様が生まれたという伝説があります。 生まれてすぐに、「天上天下唯我独尊」(生きとし生けるものすべてが、尊い命を持っている)と言いま…