2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

仏像を撮るということ

写真家 小川光三さんは仏像写真についてこう述べられています。 「仏像は発願した人、造像に携わった人たち、そしてこれを礼拝してきた人々の祈りが秘められた心の造形であり、像に秘められた我々の遠い祖先の祈りや想いに焦点を合わすことが「仏像を撮る」…

マリア像

少しお姿が浮かび上がってきました。

ダライ・ラマ法王 法話会

11月14、15日にパシフィコ横浜でダライ・ラマ法王14世による法話会が行われました。 1日目は般若心経や空(くう)について 勉強不足で自分の中に落とし込めずにいます。 釈尊の教えは自分の頭で考え、行動し、体験を通してでないと理解したと言えないのかなと…

彫刻刀

仏像彫刻を習い始めた頃、まず最初に作らなくてはならなかったのが彫刻刀。 まず柄の部分に穴を開け、刃を差し込む。 そして鉋で柄の部分を削っていきます。 ヤスリで滑らかにし、色を塗り、乾かしてからまたヤスリをかけ色を塗る。それを5回くらい繰り返し…

削いで、削いで、残るもの

20代の頃、華道を習っていた。流派は小原流。 小原流の教えは“いかに削ぎ落とした先の美を見出す”ことだった。 その教えは彫刻にも活かされる。 削いで、削いで、無駄なものをそぎ落とす。 付け足していくことよりも難しい。 マリア様、だいぶ近づいてきたけ…

仏画

仏画も少しずつ進めています。 ほんの一線分くらいの違いで、印象が変わってくる。 木彫も同じで、ほんの少しの一刀を入れるだけで変わってくる。

見えないもののその先に

聴いたもの、観たもの、触れたもの、それ以上の何かを創造する。気づきの一日。

神聖な空間へ

小さい頃から神社やお寺、教会に行くことが好きだった。 一歩踏み込むとそこは神聖な空間、どことなく冷んやりとした清浄で静寂な気が流れている。 神仏と、自分と向き合い癒されていく。 仏像彫刻工房 優月(ユウゲツ)Facebook https://m.facebook.com/butsu…

京都 醍醐寺 真言密教の宇宙

弘法大師の実弟・真雅僧正の弟子となった理源大師 聖宝が43歳の時に開創した醍醐寺。そちらの寺宝を公開。 空海が伝えた密教の世界。加持祈祷や修法の実践を重視していたお寺で、その利き目によって多くの天皇や貴族たちが帰依していたそう。曼荼羅や仏像を…