令和二年書初めは春に行われる大きな書道展用作品の練習。
こちらは中国 趙宗文の漢詩の一部。
清明道中懷いを書す
春風が吹いて花が咲き乱れ、旅人は季節の移り変わりの早さに驚く。
寒食を過ぎたというのにまだ旅の途中であるのを嘆き、衣服を替えることもできず故郷を思い出す。昼下がりであるが山の城は木が茂って薄暗く、人も少なく静かであり、野にある茶店では鶯が鳴いている。弟たちと会う約束をしたものの、お互いに遠く離れていていつ会えることかわからない。
まだまだ練習が必要です。。。
一文字一文字が上手く書けたとしても行間は揃っているか、文字の間隔も全体のバランスを見ないと綺麗に見えない。近くを見て、遠くからバランスを見ることは彫刻も一緒。人生も同じなのかもしれません。