彫刻刀

仏像彫刻を習い始めた頃、まず最初に作らなくてはならなかったのが彫刻刀。 まず柄の部分に穴を開け、刃を差し込む。 そして鉋で柄の部分を削っていきます。 ヤスリで滑らかにし、色を塗り、乾かしてからまたヤスリをかけ色を塗る。それを5回くらい繰り返し…

削いで、削いで、残るもの

20代の頃、華道を習っていた。流派は小原流。 小原流の教えは“いかに削ぎ落とした先の美を見出す”ことだった。 その教えは彫刻にも活かされる。 削いで、削いで、無駄なものをそぎ落とす。 付け足していくことよりも難しい。 マリア様、だいぶ近づいてきたけ…

仏画

仏画も少しずつ進めています。 ほんの一線分くらいの違いで、印象が変わってくる。 木彫も同じで、ほんの少しの一刀を入れるだけで変わってくる。

見えないもののその先に

聴いたもの、観たもの、触れたもの、それ以上の何かを創造する。気づきの一日。

神聖な空間へ

小さい頃から神社やお寺、教会に行くことが好きだった。 一歩踏み込むとそこは神聖な空間、どことなく冷んやりとした清浄で静寂な気が流れている。 神仏と、自分と向き合い癒されていく。 仏像彫刻工房 優月(ユウゲツ)Facebook https://m.facebook.com/butsu…

京都 醍醐寺 真言密教の宇宙

弘法大師の実弟・真雅僧正の弟子となった理源大師 聖宝が43歳の時に開創した醍醐寺。そちらの寺宝を公開。 空海が伝えた密教の世界。加持祈祷や修法の実践を重視していたお寺で、その利き目によって多くの天皇や貴族たちが帰依していたそう。曼荼羅や仏像を…

伊豆創生の集い

「伊豆創生の集い」私達の「日本のこころ」が未来を創ってゆく まず始めにお話しいただいたのが東大寺 北河原公敬長老。釈迦が悟りを開いたインド・ブッダガヤにある印度山日本寺が今年で開山45年を迎え、そちらのご住職でもあられます。ブッダガヤは最貧州…