9年前、仏像彫刻を始めるためにまずやらなければならなかったこと、それは彫刻刀を20本作ることでした。「えっ、彫刻刀から?!」正直驚くと同時に「先は長いな。。」心の中で呟きました。。
よく使う彫刻刀はすぐ短くなってしまいます。ずっと作ることを先延ばしにしていた彫刻刀、いよいよ刃が短くなりすぎて使えなくなってしまいました。
そこで久しぶりに彫刻刀を作ることに。
素材は桜の木。硬いので彫刻刀のえに向いています。鉋で形を整え、本来でしたら紙ヤスリをかけてから色を5、6回塗っていくのですが時間がかかるので色は塗らないことにします。
既製品と違って自分の手に馴染む様に作れるので、やっぱり自分で作るほうが使いやすい。
木にドリルで穴を開け、刃を差し込む↓
鉋で細く削っていく↓
本来なら紙ヤスリで表面を綺麗にし、色を塗っていくのですが、今回はここまで↓